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記事一覧
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被リンクが送られるとき。
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今後、検索エンジンはどのような進化を遂げるのでしょうか。良い進化を遂げればいいのですが、最近の更新を見ていると不安がぬぐいきれません。例えば、被リンクに対する評価です。被リンクの量よりも、質を評価するようになったと言われているのですが、これってどうなんでしょうか。被リンクが送られるときは、コンテンツを皆に知らせたかったり、役に立ったから紹介したいなど、個人の方が、被リンクを送ると思います。大半の方が個人ブログからの被リンクだと思うのですが、被リンクの質に重点を置かれてしまうと、個人ブログからの評価ってどうなってしまうのでしょうか。大手サイトからの被リンクに重点が置かれてしまっては、お金が物を言う検索結果になるのではと不安です。
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女の子は、大きな鏡のまへで
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女の子は、大きな鏡のまへで、お化粧の真最中でしたが、この声をきいて窓を見あげました。窓の上には、なかなかりつぱな八字鬚のある男が、顔を突出してをりますので、
『お早う、お入りなさいな』
といつて、につこりと笑ひました。すると悪魔は、ひらりと窓から部屋にとびをりて、ふいに娘さんの頭にとびかかり、女の子の髪の毛を、一つかみむしつて、飛ぶやうににげてしまひました。
女の子は、びつくりして、たいへん腹をたてました。
その日の夕方、小悪魔は、たいへん機げんのよい顔をして、鶏小舎へかへつてきました。なにかうれしいことがあるやうでした。その日にかぎつて、鶏たちが問ひもしないのに、悪魔は梁の上から、鶏たちにむかつて、ゆかいさうにべらべらと、しやべりました。
『けふ僕にお友達ができたので、それでこんなに機げんがいいのさ。これが、その女の子との、お友達になつた約束のしるしだよ』
小悪魔は、女の子からむしつてきた、髪の毛を、黒いリボンのやうに、とがつた耳にむすんでみたり、それを、ネクタイのやうに首にむすんでみたりしてうれしがつてゐました。
http://tonikaku.point-b.jp/b/index.php?year=2013&mon=05&day=17&cd=1
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その翌る朝
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一羽の雌鶏が、小悪魔がどこへ、まい朝出かけるのか、その後をそつとつけて見ました。
すると悪魔は、ピョン、ピョン、とはねて蛙のやうな足つきをして、村へ入りこみました。そして、一軒ごとに、百姓家の窓に、はひ上つてその窓から首をつきいれて、
『娘さん、お早う』
と娘さんたちに朝のあいさつをして歩るきまはつてゐました。
そして片つぱしから、この村の娘さんのゐる家といふ家を、のこらずあるきまはるのです。
娘さんは、窓から、ちいさな気味のわるい顔がとつぜんあらはれたので、びつくりします。
『まあ、なんて気味のわるいひとなんでせう。とつぜん顔なんか出してさ、挽臼にいれて粉にしてしまひますよ』
となかには、プンプン怒る娘さんもゐました。娘さんたちは、悪魔の朝の挨拶などは少しも気にもとめず、さつさと身じたくをし、何時ものやうに鍬を手にして畑に、働らきにでかけました。
この村に、たいへん美しくそしてまたオシャレな女の子がをりました。悪魔はその女の子の家の、高い窓にいつものやうに、ひらりと飛びあがつて、猫撫で声で、
『娘さん、お早う』
といひました。http://tonikaku.point-b.jp/b/index.php?year=2013&mon=05&day=17&cd=1
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